1973-02-23 第71回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
集中豪雨そのものの予報というのは非常にむずかしかろうと思いますけれども、やはり住民の安全を期するためには、たとえば上石流を防止するため——防止することはできなくても、土石流を察知するためにも、この前から、土石流の場合には何ミリの豪雨が降ったら大体従来の経験によるとあぶないんだと、あるいはがけくずれでもそういった連続豪雨とか、あるいは時間豪雨とか、そういったことによってある程度の目測が出ている、観測実例
集中豪雨そのものの予報というのは非常にむずかしかろうと思いますけれども、やはり住民の安全を期するためには、たとえば上石流を防止するため——防止することはできなくても、土石流を察知するためにも、この前から、土石流の場合には何ミリの豪雨が降ったら大体従来の経験によるとあぶないんだと、あるいはがけくずれでもそういった連続豪雨とか、あるいは時間豪雨とか、そういったことによってある程度の目測が出ている、観測実例
今月の十日からあの地方にやはり連続豪雨がございまして、百五十ミリ雨が降ったようでございますが、特に十日の夜の零時から三時までの間にはわずか三時間で七十三ミリという降雨がございまして、付近の民家に約四十戸近い床上または床下浸水をもたらしたわけでございます。
山林関係の被害では山地崩壊六億円を中心に七億八千六百万円にのぼり、その他学校、鉄道等の被害を合わせて総額八十三億円になりますが、五日後の連続豪雨による被害や奥地の林道等の被害を加えますと、数十億円が、追加されるものと思われます。
岐阜県をおそった豪雨は、八月十日から十三日の未明にかけて四国に上陸し、中国を経て日本海に抜けた台風第十一号及び第十二号と八月二十九日に同じく四国、中国を通過して日本海に去った小型の台風の影響によるものでありまして、この豪雨は岐阜県の山岳地帯に集中豪雨を降らせ、中でも長良川及び揖斐川の上流は、五百ミリをこえる連続豪雨に見舞われ、長良川のごときは、昨年の伊勢湾台風のときの水位をさらに一メートル上回る増水
山形は六月の二十四日の午後一時ごろから鳥海山系、朝日山系、月山山系というような、いわゆる庄内あるいは最上を取りまいております山間地帯に降雨が非常にあったわけでありまして、特に二十五日から二十六日にかけましては連続豪雨がありまして、平野部でも二百ミリ内外、山間部では三百ミリから四百ミリ、特に鳥海山の南東地帯におきましては七百七十ミリを越えるような豪雨があったのであります。
まず各県の災害の概要につきましてきわめて簡単に申し述べますと、これら各県はずれも日本海北部に生じました低気圧のため梅雨線が強化されたため、六月二十五、六両日にわたりまして連続豪雨のため被害をこうむったものでありまして、土木関係災害復旧額は、現在、県当局の推定によりますと、山形県八億三千万円、秋田県十五億円、岩手県四億五千万円に達しておるのであります。